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「中途は応募を出していてもなかなか採用できない」
「うまくいっていない」
といったお声をよく聞きます。
本記事では、企業の失敗事例を見ながら、自社が明日からできる中途採用の改善策をご紹介します。
ここでは、中途採用を行う会社がよく起こしてしまう失敗事例をお伝えします。
◯求人媒体を利用しても応募者が来ない
「自社が求める人材がどんな人で」「その人物がどこにいるのか」が明確になっているでしょうか?
求人媒体を利用しても応募者が来ないケースというのは、「自社の知名度が低い」「給与や労働条件が、他社よりも劣っている」などさまざまな理由があります。
「最近、中途採用がうまくいっていない」と感じる場合、まず”自社が求める人物像の整理”から始めてみましょう!
◯採用までのスピード感が遅い
求職者は、「なるべく早く転職したい」という希望をもった人が多い傾向にあります。
そのため、求職者の大半は、同時に複数企業の選考を受けており、採否を出すまでの意思決定が早い会社で入社を決めてしまう可能性もあります。
他の業務もあるかと思いますが、会社全体で採用するといった意識で、スピード感のある対応を心がけてみてください。
◯入社後のフォローを怠ってしまう
どれだけ前職での経験があり、慣れていても職場が変われば、社内ルールや気軽にできる相談相手など前職とは勝手も異なり、分からないことも多く出てきます。
入社後のフォローが不十分で求職者に迷いや不安を与えてしまうと、早期離職の可能性も高まります。
業界・職種未経験の人材は、経験者よりも手厚いサポートを必要としているため、入社後のフォローを怠たらず、早期離職のリスクの軽減に努めていけるとよいでしょう。
ステップ1▶︎採用基準を明確にする
例えば、
・◯◯の業務経験が3年以上あること
・▲▲に関する知識を有していること
・経験の有無を問わず、自社の事業を通じてチャレンジしたいことがあること
採用基準があいまいだと、面接を担当した人の主観によって採否が変わってしまうケースもあるため、まずは採用基準を明確にする必要があります。
ステップ2▶︎採用手法・フローを見直す
例えば、求人募集へ応募が来ていない場合、
・どのような人材を採用したいか
・自社の採用課題は何か
このような観点から、自社にとって最適な採用手法を選択しましょう。
どの採用手法にもメリット・デメリットがあるため、一つの採用手法のみを選択するのではなく、複数の採用手法を組み合わせることをおすすめします。
ステップ3▶︎人事・採用担当者の業務負担を軽減する
山陰地方では、ありがちなケースかなと思うのですが、人事や採用担当者の業務負担が大きいと、採用業務に注力できなくなります。
採用に至るまで、「採用課題の適切な打ち手を用意できない」「人材を慎重に見極められない」といったリスクが生じ、質の高い人材を取り逃してしまう可能性もあります。
業務負担の軽減案としては、「採用に直結しない業務を外部に委託する」など色々な方法があるでしょう。
会社の現状を把握した上で、ベストな方法を選択してみてください。
最近、色々な企業様に出会い、お話を聞く中でやっぱりよく聞かれる言葉は「中途がなかなか採用できない」
多くの企業様が悩んでおられる様子を目の当たりにする度に、「なんとかしたい」といつも強く感じます。
ただ、それぞれのポジションでできることが存在し
求人媒体と企業様が課題解決に向けて足並みを揃えていけるといいなと思っています。
本記事の内容が皆様のご参考になりますよう願っております。
また、次回は求職者から選ばれる企業と選ばれない企業がしていることと題して
魅力を見つける方法等をお伝えします!