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採用難が続く昨今。膨らむ採用コストに、頭を悩ませている採用担当者も多いのではないでしょうか。
本記事では、採用コストの相場、採用コストの削減方法についてご説明します。
採用コスト削減し、生産性の高い採用活動が行えるように業務の見直しを実施していきましょう!
採用コストとは、「企業が人材を採用するのにかかる費用のこと」です。
人材紹介会社への成功報酬、求人掲載費、採用担当者の人件費など、社内外問わず採用関連で発生した費用を指します。
出典:株式会社リクルート「就職白書2019」
近年では、雇用形態別の一人あたりの採用コストを見ると、中途採用が最も単価が高くなっており、
一度に複数名かつ、未経験者を採用する新卒採用は低単価となっています。
新卒・中途採用関わらず、採用コストは年々上昇しています。
限りある採用予算を効果的に使うためにも、どのようなポイントで採用コストを見直したらいいのでしょうか?
1.採用方法を見直す
・どのような採用方法を利用して、どのような結果が得られたのか
・どの採用方法から応募があり、自社の求める人材に合致していたか
といったこと把握し分析すれば、自社にマッチした採用方法がわかります。
《見直すポイント》
・求人応募の数はどのくらいか
・求人応募者の質はどうか
・掲載している募集媒体は何か
・求人の掲載時期、期間はどのくらいか
上記のポイントをもとに、今の採用方法の振り返りと、今後の対策を考えましょう。
2.内定者フォローを徹底する
内定を出したら、直接会う機会を増やしたり、メールやSNSなどで連絡するなどコミュニケーションを密に取るようにしましょう。
入社まで企業からまったく連絡がないと、応募者が不安になり他社への入社を決めてしまうこともあります。
入社までに、内定者同士や社員との交流の場や、職場見学、自社採用サイトやSNSなどで社内のイベントの様子などを発信といった、内定辞退を減らすためのフォローを行うようにしましょう。
3.入社後のミスマッチを防止する
早期退職の主な理由は「入社前に抱いていたイメージと実際の内容が違った」というような
認識のミスマッチや、求める能力に足りなかったというスキル面でのミスマッチであることが多いです。
このようなミスマッチを防止するためには、入社するまでにどのくらい企業と求職者お互い意思疎通ができているのか、同じ認識でいるかが重要です。
認識に違いが起きないよう、求めるスキルや実際に行う仕事内容などの採用情報やどのような会社なのかを自社採用サイトなどを通じて、
求職者が企業を深く知るための情報提供を行うようにしましょう。
採用した人材が企業に定着することも採用コスト削減の一つです。
・企業が叶えたい未来のこと
・他社にはない職場環境の魅力
・活躍中社員のインタビュー記事など、能動的な情報発信も行っていきましょう!