タスクターニングネクスト

MENU

2023.11.22 お役立ち情報

離職の主な理由と人材定着のためにできること

新卒社員は企業にとって未来を担う重要な存在です。
一方で、多くの可能性を秘めているからこそ、
ほかの世代と比較して離職リスクも高いのが新卒者の特徴でもあります。

この記事では新卒者の離職率に関するデータとともに、
離職につながる主な原因を8つに分けて紹介します。

そのうえで、離職率の低下に向けて企業が
実践できる取り組みについても詳しく見ていきましょう。

 

業界別の新卒離職率はどれくらい?

 

離職率は業界によって異なり、全体的に次のような傾向が見られます。

【離職率が高い業界】
宿泊業、飲食サービス業、教育業、小売業などのサービス業界

【離職率が低い業界】
インフラ業界、鉱業、採石業、製造業

◯宿泊業や飲食サービス業:高校卒61.1%、大学卒51.5%

◯電気・ガス・熱供給・水道業などのインフラ業界:大学卒の離職率11.1%

◯鉱業・採石業・砂利採取業:11.5%

◯製造業:19.0%

 

新卒の就職者が離職してしまう8つの理由

 

新卒者が離職してしまうのには、さまざまな理由があります。定着率を向上させるためには、離職に共通する原因を把握したうえで、自社の状況を振り返ることが重要なプロセスです。

ここでは、代表的な理由を8つご紹介します。

1、期待と現実のギャップを感じてしまう
2、給与や労働条件に不満を感じてしまう
3、プレッシャー過多
4、社風になじめない
5、人間関係にストレスを感じてしまう
6、相談できる上司や先輩がいない
7、仕事に面白さを感じられない
8、前向きなキャリア形成が見込めない

 

新卒の離職率を下げるために企業ができること

 

ステップ1:採用段階からミスマッチを防ぐ
採用前に自社にマッチする人材像を明確にして、具体的な採用基準に落とし込んでおきましょう。

ステップ2:社内コミュニケーションを活性化する
まずは定期的なコミュニケーションの場を設けるなど、企業側が仕組みを整えることが大切です。そのうえで、1on1の実施やメンター制度の導入も良好な人間関係を築く有効な手段となります。

ステップ3:労働環境や評価制度を見直す
評価制度の明確化・見える化を行い、評価や待遇に納得感が生まれるような仕組みを整えることも大切です。

ステップ4:キャリア支援を含めた育成を行う
現在の業務がどのような成長を生み出し、どのようなキャリアアップにつながるのかを企業が明確に示せることが重要です。

ステップ5:ストレスケアの仕組みをつくる
新卒者は自身のストレスについて積極的に言及できないケースも多いため、定期的に業務内容の調整を行い、見えない負荷が蓄積しないような工夫も必要となります。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。
新卒採用で入社した会社は特別だと思います。

筆者もいまでも覚えています。

注意されたこと。腹が立ったこと。
当時はハズレを引いたんだ、退職したことを一度も後悔したことはないなんて思っていました。

ですが、振り返ってみると、言葉遣いや、立ち居振る舞いなど社会人として当たり前のことを教えてもらっていたんだなと思ったりしています。

でも、もうちょっと優しく教えてもらっていたらなんて勝手な希望を抱いたりもしているのです。
会社と先輩とコミュニケーションができておらず、心のうちを伝える勇気はなかった自分を振り返ると、うーんと思います。

どんなことで悩んでいるのか聞いてみるだけでも離職率を下げることができるかもしれません。

 


 

タスクターニングネクストは<WEB広告(じょぶる島根)・人材派遣・人材紹介>を地域密着で展開中です。